逆田(ぎゃくでん)とはなんでしょうか?
本来田んぼは用水の水上から段々下へ行くほど田面標高が低くなっていくように整備されています。しかし、平場のような圃場整備の場合、田んぼの高さ(標高)が1⇒2⇒3⇒4のようにならずに1⇒2←3⇒4のように一部で逆転してしまう場合がまれにあります。開用水路で水を取り入れている場合は支障がでる事が稀にありますが、近年の加圧式用水や自然流下式の用水の場合は多少逆田になっていても耕作上特に問題になる事はないと思います。

しかし、長年田んぼは下の方ほど標高が低いという潜入意識があるので逆田に施工されているとなんか不思議な感じがします。耕作上は特に問題が無いように思いますが、暗渠排水の工事や自然排水の事を考慮した時は、正規のように順々に低くなっていく方が良いと思います。

それでは何故逆田現象が発生するのでしょうか?
考えられるケース① 新規区画内に畑が多数ある場合。
これは畑が田んぼよりも標高が高い為、表土扱いにより表土を剥ぎ取り基盤の中に畑土を入れた時に全体の標高が上がってしまう事がある。

考えられるケース② 新規区画内に軟弱な地盤が存在する時。
これは整地作業によりブルドーザーにより締め固められ計画の標高よりも沈下してしまうケースです。

これらの事から実際に均してみないとわからない場合も多いですが、表土厚調査の結果、隣り合う田面の標高差が少ない場合は注意が必要です。