整地工の表土扱いにおいて何センチ設計で表土厚さを確保しなくてはいけないのかで剥ぎ取り厚さは決まってきます。

私達の地域では表土厚さ15cmが標準となっていますが、基盤が砂利盤などの地域では表土厚さ20cmなんて現場も担当した事があります。

表土は畦畔や道路の田んぼ側の法面などの被覆にも使うので表土扱い15cmの現場では実施は25cmくらい剥げれば大丈夫だと思います。

 

実際圃場整備をやった事がない現場監督や役所の担当も表土扱いが15cmなら表土を15cm剥げばいいんでしょ?なんて考えの方がほどんどですが

表土は使い用途が多いので表土が厚めにある所はなるべく多めに剥いだ方が賢明でしょう。

 

基盤が黒っぽい場合は表土との境が良くわかりませんが、砂盤などの場合は表土と基盤の境がはっきりわかる場合があるので穴掘ってみて表土が足りないなんて

事になったら、大変です。ほ場整備は面積が広いので例えば1haで表土が3cm足りないと10,000×0.03=300も表土が必要になってしまいます。

もし不足分を購入することとなったら・・・恐ろしく高額になってしまいます。表土扱い時の表土不足だけは絶対に避けなくてはいけません。

そもそも表土は売っているのか?という問題もあります。例えば、田んぼ上に新しい道路を作る時とかは表土がもらえたりすることがあります。私も実施、官官のやりとりの

中で無償でもらった事はあります。後は川の砕石などを採掘している会社などではもしかしたら表土を売ってもらえるかもしれません。でも買わなくてもいいような施工方法を

取らなくてはなりません。

長年圃場整備をしているブルドーザーオペレーターなどは表土扱い表土厚さを教えてやれば絶対その厚さ+5~10cmは余計に剥ぐでしょう。

初めて圃場整備をする現場監督の皆さんは是非重機オペに聞いてみてください。きっとそう言うと思います。

 

表土の剥ぎ取りは地盤が強固な場合はD6クラスのブルドーザーで剥ぎ取りを行います。D4,D5なんて規格のブルドーザーもありますが、排土板がD6の半分もしくは1/3しかありません。

全く剥ぎ取り能力に違いがあるので軟弱地盤でなければD6がおすすめです。写真はD5の写真です。

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