今日はとある市の小さな橋梁を点検してきました。供用開始から35年程経過した橋ですが、地覆部は除雪車による断面欠損し、鉄筋が露出していました。

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橋梁地覆部の鉄筋露出写真

 

ここまま放置すると露出部の鉄筋が腐食していき、コンクリートの内部の鉄筋もいづれ腐食していきます。コンクリート内部はアルカリ性なので鉄筋が錆びる事はないのですが、上記の写真のように鉄筋露出箇所があると、鉄筋が膨張し膨張圧で外側のコンクリートにひび割れがおき、はく離、はく落へと進行していきます。早めの補修が急がれます。

 

また、橋梁の下面を見たとき、床板の橋梁中央部に1本のひび割れを発見しました。

床板クラック写真
床板クラック写真

写真ではわかりにくいですが、チョークでなぞった場所にクラック幅0.2mm程度のひび割れがありました。疲労によるクラックでしょうか?今は橋梁中央部に1本のひび割れしかありませんが、年月が経つにつれて亀甲状のクラックに進展する可能性はあります。経過観察が必要ですね。

 

床板はクラックが1本見受けられましたが、橋台は健全でした。点検ハンマーで叩いてみましたが、うきなどはなくまだまだ健康そのものでした。

 

点検業務に必要な持ち物(装備)は

  1. ヘルメット
  2. 反射チョッキ
  3. 点検ハンマー
  4. ヘッドライト
  5. スケール
  6. チョーク
  7. クラックススケール
  8. メモ帳
  9. ボールペン
  10. デジタルカメラ

などが挙げられます。

又高所作業車に載って近接目視等を行う場合は下記のものも必要です。

  1. 安全帯
  2. 点検ハンマーやスケールを落っことさないように紐等で安全帯に結ぶ

 

橋梁のみならず、周辺の施設にも目を配る。橋梁添加物の金具は大丈夫か?排水施設のうき、詰まりはないか?など広い視野で全体を眺めてみてください。

今日はこのくらいで!ご安全に!!