構造物本体や基礎コンクリート内に配置する鉄筋について書きます。鉄筋図を良く見ると一番外側の主筋の中心から外側までの距離が図示されてますよね。いわゆる芯かぶりで図面は書いていますが、段階確認や写真記録、出来形測定表に求められるのは主筋外から最短距離の純かぶりを測定しなくてはなりません。A3の図面を見ると小さすぎて気づきにくいですが、CAD図を拡大して見てみるとわかります。私の場合ですが、昔は図面に表記されていた芯かぶりで測定していました。鉄筋のかぶりについては、塩害のおそれがあるところや水没する箇所についてはかぶり厚さを多くとるか、生コンクリートの配合強度を上げて密なコンクリートにすることにより鉄筋腐食の可能性をさげて設計されていると思います。図面に書いてあるから芯かぶりで測定するのではなく純かぶりで測定してください。構造物の延長にもよりますが、底版頂版部や壁部は構造物延長の1/3程度の箇所で縦横4箇所程度測定し、出来形測定表にまとめましょう。

参考:https://www.cgr.mlit.go.jp/mametisiki/concrete.pdf